2014年度の熱絶縁施工技能士検定のための実技講習の様子をお伝えします。
2014年7月3日~7月4日の2日間にわたり、滋賀県保温保冷事業協同組合主催による、技能講習講習の実技指導員として参加しました。
まず最初に、材料に破損や欠品が無いか? 持ち込み工具は適切か?本番に慣れてもらうためにも本試験と同じように確認中です。
展開して製作した型を元に切り込みをしていきます。
きれいに切れてますね。
保温材を取り付けた後、防水紙・原紙もここでも同じように型をもとにして切り込み取り付けを行っていきます。
ですから、最初に型を製作する時には焦らず正確に型取りが出来るように注意が必要になります。
早く正確に施工して行く上で、最初に作る型の重要性を改めて感じていただけます。
テープ巻きの実演中です。
普段あまり施工しない仕様なので、とにかく慣れるしかないでしょうね。
アルミガラスクロスの場合、生地事態に伸縮性が無いのでどうしてもシワが出来てしまいます。
限りある短い試験時間の事も考えて、ある程度は許容範囲として進ていきましょう。
引き続きテープ巻きです。
少しでもなれるよう、とにかく練習あるのみですね。
重ね幅を同じようにして、巻き始めを少しずつずらして行くと、巻き終わりが比較的すんなり行くポイントが各自あると思うので、そういうことも踏まえて練習して行くといいと思います。
フランジカバーの製作中です。
今はほとんど機械で加工する工程を、すべて手作業で行います。
今どきは、機械の使い方とかも重要だとは思いますが試験の仕様なので仕方がありません。
昔の職人さんたちなら、何のことのない作業ですが・・・。
フランジの取り付け、および完成状態の写真を撮り損ねてしまいましたので、今年はここまでです。
みなさんお疲れさまでした。
Insulation work Uemura
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