福井県の工場での屋外タンク保温ラッキング工事。 保温材取り付けは手伝ってもらいましたが、ラッキングは一人で貼ったので大変でした。 特に底鏡は大変でした。( ;∀;)

 タンクは図面から計算して板金の加工を工場で済ませて現場で取り付けるという流れです。
 半楕円の鏡板でしたので、一般的な皿形の鏡板より展開がちょっと難しいです。 今回は既設タンクに合わせて、鏡部分を2段にしてます。 半楕円の鏡板の場合はこっちの方が融通が利くのでいいと思います。


 タンクや機器類のラッキング施工の時に、胴体部分の板金を伸ばしてきて鏡のアールを緩くして貼っているのを見ますが、保温材とラッキング材の空間が空けば中で保温材が剥がれてしまったり、剥がれてもわからないままなので保温効果が落ちたり結露したりして、対象物などの故障や劣化を速めてしまいます。
 そうした理由からも、特別な理由がない限り保温材とラッキング材との隙間が空かないのが基本です。 依頼主の方はその辺をよく見て、施工業者の力量を計られてはいかがでしょうか。

半楕円タンク1
施工日2017年 9月
場所福井県某工場
工事内容屋外タンク保温工事・ラッキング工事
主な目的保温工事
仕様ロックウール保温帯75t+亀甲金網+シルバーカラー鉄板

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