2014年度の熱絶縁施工技能士検定のための実技講習の様子をお伝えします。

 2014年7月3日~7月4日の2日間にわたり、滋賀県保温保冷事業協同組合主催による、技能講習講習の実技指導員として参加しました。


2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習1

 まず最初に、材料に破損や欠品が無いか? 持ち込み工具は適切か?本番に慣れてもらうためにも本試験と同じように確認中です。


2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習2
2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習3
2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習4

  T管部分の展開7片エルボの展開方法の説明と実演の後、実際に各自に展開してもらって施工上必要になるの製作中です。
 出来栄えの良否大部分をここで製作するが左右すると言っても良いくらい重要なポイントなので慎重に!


2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習5
2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習6

 展開して製作した型を元に切り込みをしていきます。
 きれいに切れてますね。


2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習7
2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習8

 保温材を取り付けた後、防水紙・原紙もここでも同じように型をもとにして切り込み取り付けを行っていきます。
 ですから、最初に型を製作する時には焦らず正確に型取りが出来るように注意が必要になります。

 早く正確に施工して行く上で、最初に作る型の重要性を改めて感じていただけます。


2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習9
2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習10
2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習11

 テープ巻きの実演中です。

 普段あまり施工しない仕様なので、とにかく慣れるしかないでしょうね。

 アルミガラスクロスの場合、生地事態に伸縮性が無いのでどうしてもシワが出来てしまいます。

 限りある短い試験時間の事も考えて、ある程度は許容範囲として進ていきましょう。


2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習12
2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習13

 引き続きテープ巻きです。

 少しでもなれるよう、とにかく練習あるのみですね。

 重ね幅を同じようにして、巻き始めを少しずつずらして行くと、巻き終わりが比較的すんなり行くポイントが各自あると思うので、そういうことも踏まえて練習して行くといいと思います。


2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習14
2014年度 熱絶縁施工技能士検定実技講習15

 フランジカバーの製作中です。

  今はほとんど機械で加工する工程を、すべて手作業で行います。

今どきは、機械の使い方とかも重要だとは思いますが試験の仕様なので仕方がありません。

 昔の職人さんたちなら、何のことのない作業ですが・・・。


 フランジの取り付け、および完成状態の写真を撮り損ねてしまいましたので、今年はここまでです。

みなさんお疲れさまでした。


T管展開画像6
Insulation work Uemura

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