1級熱絶縁施工技能士実技試験、2級熱絶縁施工技能士実技試験の「エルボ用保温カバー」の制作に必要な型の作り方を説明します。
マイターベンドの展開図を描く時にも必要な作業ですので覚えておいたほうが絶対いいです。

ケイ酸カルシウム保温筒 100AX50t 7片エルボを例にします。
保温工事、板金工事、ラッキング工事を行う上で、重要で必要な基本事項だと思うので、試験のためだけでは無く、普段のものづくりに携わるプロとして理解しておくことが大切だと思います。

目次

保温筒のサイズやエルボのアールについて

ケイ酸カルシウム保温筒は
外径214φとします。(実際はこれより大きめがほとんどですが・・・)

エルボの内R47ミリ
エルボの外R261ミリ
保温筒が214φですから中心R(半径)は

214φ÷2+内R47=154R

となります。

100Aの配管が114φ
保温厚さが50ミリ
内Rが47ミリで
計算すると
114÷2+50+47=154R

ということになり
中心のRが一般に言われる1Rで制作すると言う事になります。

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現場での実用例

実際の現場で、この技術を使って加工した例です。(Facebookページの投稿です。)
この例では、5片エルボで加工しています。
技術を理解できれば、このように割数を変えた時にも応用が利きますね!

現場での実用例(5片エルボ)
T管展開画像6
Insulation work Uemura

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