2015年7月9日10日に行われた、滋賀県保温保冷事業協同組合主催による、熱絶縁施工技能士検定実技講習の模様をお知らせします。
7月9日(木)10日(金)に、毎年恒例になっております滋賀県保温保冷事業協同組合主催によります、熱絶縁施工技能士検定のための実技講習が開催され、私も講師として参加してまいりましたので、その模様をお伝えさせて頂きます。
持ち込み道具の確認と、実技試験の注意点などの説明中です。
今年は、予定受講者より実際の受講者が少なくなり、3名と少ない受講者になってしまいましたが、その分各受講者さまには十分に説明が出来たかと思っています。
製作した型を元に、T管部分の保温材の切込みをしていきます。
T部分の先端は、破れるほど薄くしていきますので、破損しないように慎重に削ります。
これくらいの仕上がりで有れば、十分でしょう。後は時間配分も考えて施工を進めていきます。
要所要所で、実演を交えながら説明するようにしています。
毎年のことですが、皆さんの真剣さが伺えます。
製作した型を元に、アスファルトフェルト、原紙を切り込み加工して取り付けていきます 。
皆さん、講習の時には上手なんですよね。この調子で本番もリラックスできるといいのでしょうね。
テープ巻き施工中です。
エルボ部分は特に、クイックエルボがすべるので慎重に!
アルミガラスクロスは伸縮性が無いので、しわが寄ってしまいますね。
フランジカバーの製作を実演中です。 ビル設などの多い方などはなかなか時間が掛かってしまうようですが、がんばってコツをつかんでくださいね。
講師はヘルメットを被っていませんでした。m(__)m
初登場の私ですが、これもヘルメット及び手袋(保護具)を付けていませんでした。 皆さんはこのようなことが無いようにお願い致します。
フランジカバーの製作。
フランジカバーの取り付け。
かんざしを挿す向きが決まっているので、間違いのないように。
7片エルボの加工も上手くできたようです。
2日間で、みっちり練習の成果が出て、きれいな仕上がりです。
本番も、同じくらい綺麗に仕上がれば間違いなく合格ですね!
本番では、時間に制限が有りますが慌てないで確実に施工できるように皆さんがんばってください。
実力が発揮出来ますよう、祈っております。
今回の講習に参加できなかった方も、来年は参加して下さいますよう、関係者一同お待ち申し上げております。
お疲れさまでした。 本試験頑張ってください。
Insulation work Uemura
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