2013年7月3日~7月4日の2日間にわたり行った、熱絶縁施工技能士検定のための実技講習会の様子を紹介します。
本試験に少しでも慣れて頂けるように、材料の確認から始めます。
指導員のミスで、ヘルメットを被るように指示していなかったためにヘルメットを被っていませんが、本試験ではこの様な事が無いように注意しましょう。
丁寧になおかつ迅速に切り込みをして、保温材を取り付けていきます。
この時、急ぐあまりに切り込みが少なくて浮いてしまっていると、後からこの上に取り付けていく防水紙と原紙に悪影響が出てくるので気を付けて!
テープ巻き中。
ALGC巻きになってからは、後から霧吹きでしわを伸ばす事が出来なくなった事と、滑る事で巻きにくいという意見が多いです。
ある程度のシワは仕方がないのかもしれませんね。
保温材の上に、防水紙、ポリエチレンフィルム、巻き番線、見えないところには、保温筒の滑り止めなど、工程が多いので忘れることのないようにしっかりと施工中です。
作業場は常に綺麗に掃除をしながら、1工程1片付けくらいの余裕がほしいところです。
ケガをしないためにも必要なことだと思います。
フランジカバーの加工場です。
3本ロール以外は、全部手でたたいて加工するのですが、最近は機械も普及しているので苦手な人が増えてきている傾向があります。
フランジカバーの製作。
限られた板金材料からロス無く板取をして、けがいた線通り正確に切っていきます。
ヘチ部分やダクトハゼ(ミツイハゼ)部分も正確に織り込んでいかなくてはなりません。
7片エルボ製作。
最初に作った7編エルボ切断用の型をもとに、正確に切断していきます。
切断後、埃などを綺麗にふき取って接着剤で繋げていきます。
この時、1級熱絶縁施工技能士では、左右で1対を製作するので同じ方向のならないよう気を付けなければいけません。
以上が本年度の実技講習の模様です。
本番も講習の通りに出来れば、合格間違いなしですね!
みなさんお疲れさまでした。本試験も頑張ってください。
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