2012年度、1級・2級熱絶縁施工技能士検定の実技講習の様子を紹介します。
本年も(2012年)7月5日?7月6日の2日間に渡り、滋賀県保温保冷事業協同組合主催の熱絶縁施工技能士検定の実技講習が開かれ、今年も実技講師として参加して参りました。
滋賀県保温保冷事業協同組合理事長の挨拶と、技能講習の行程の説明の様子。
毎年の事ながら、皆さん真剣に聞いておられています。 この様子を傍で伺いながら、私もだんだん緊張して来てしまいます。
実際の試験と同じ施工台と材料を使い講習を進めていきます。
実際に作業をする上で必要になってくる、T管部分の展開と7片エルボの展開方法の実演と作業手順の説明の後、実際に作業を進めて行って貰います。
写真手前の台の上、シルバーカラー鉄板が展開方法の説明の後になります。
試験場には計算機を持って入れないので、実線を引き実長を求める展開方法の説明になります。
説明の後、実際に展開をして、切り込みや切断に必要になる型を製作してして頂いているところです。
作業中の様子です。
実際に作業を進めて頂きながら、ポイントポイントで指導や確認、必要に応じて実演を行いながら講習は進んでいきます。
スタイロフォーム施工中。
今年からテープ巻き部分の仕様が、綿テープからアルミガラスクロス(ALGC)に変更になりました。
綿テープより少し滑りやすく、施工後の霧吹きによるシワ伸ばしも出来ないため、気を使いながら作業をされていました。
フランジカバーの製作。
普段は機械で加工する部分も、検定では手作業による加工になります。
機械に慣れているのでなかなか思うように行かない人もいましたが、試験までにはがんばってマスターして下さい!
7片エルボの片側の完成です。
このようにうまく加工すると90度になります。
フランジカバーを取り付けて完成です。
これ位綺麗に出来れば合格間違い無しですね!
後は寸法間違いや、指定時間の範囲内に完成できるようにがんばって下さい。
お疲れ様でした。 本番がんばって下さい!
Insulation work Uemura
有料Webコンテンツ
より細やかな説明やポイントを公開しています。
国家試験である熱絶縁施工技能士検定に合格するために必要な技術や知識、実際現場などで必要になって来る技術や知識、職人としてのスキルアップのためのコンテンツを公開しています。