異径のT管(異径のチーズ)の展開方法
同径のT管(同径のチーズ配管)より少し難しいと感じる異径のT管の展開ですが、理解すれば同径のT管の展開とやり方は同じなので
T管の展開を確実に理解するためにも異径のT管(異径のチーズ配管)の展開はマスターして下さい。
枝管側の展開は出来るけど、母管側の切り込みの展開方法がちょっと解らないという方は必見です!
枝管の直径を120Φ
母管の直径を200Φ
枝管の延長寸法を100㎜
円周を12等分割
として説明していきます。
目次
母管と枝管の円を描く
母管の円側方向からT管を見るイメージで
枝管の120Φと母管の200Φを描きます。
枝管の延長寸法分(今回は100㎜)の余裕を見て300㎜程度離して枝管を120Φで描きます。
枝管と母管の円の中心点を通る縦の線 A と、それに垂直に交わる各円の中心点を通る横の線 B・C を引きます。
先に A・B・C 線を引いておいて、その交点を中心に円を描いても構いません。
異径のT管施工例
この施工例では、枝管側は保温が無く配管部分が露出しているので、保温が無い分ごまかしがききません。
T管の展開をマスターしておくことで早くて奇麗に施工することが可能です。
何回も合わせ切りをするのでは無く、一発でぴったり合わせるのがプロなら普通の事だと思います。
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