1級熱絶縁施工技能士実技試験、2級熱絶縁施工技能士実技試験に必要な実長を描くT管(チーズ)部分の展開の方法。(ラッキングチーズ展開図)

保温工事、板金工事、ラッキング工事などを行う上での基本的な事項ですので、しっかり理解を深めてもらって、ものづくりのプロとして誇りをもって仕事をしてもらえるきっかけになれば幸いです。


1級・2級熱絶縁施工技能士実技試験のT管部分のポリスチレンフォーム保温筒の切り込みと、アスファルトフェルト及び整形用原紙の正確で効率的な切り込みをするために必要な型を作ります。

実際の(現物の)保温材の円周に誤差があるため

  • ケイ酸カルシウム保温筒 100AX50t
  • 外径 214ミリ 

で説明します。

目次
  • 展開方法
  • T管母管側の展開方法

展開方法

まず最初に【図1】のように

①.任意の直角に交差する直線を引く。

②.直径214Φ(半径107)のコンパスで①で引いた交点を中心に円を描きます。